みんな緊張感を持って働きましょう
ちゅらぐくるの仲里です
会社は長く続くと雇用する側も雇用される側もルールやモラルが曖昧になっていきます。
雇用する側(経営者側)の立場での曖昧さは下記のような点です。
- ちょっと打合せが長引いて、定時を過ぎてしまったけどこれは打合せだから残業代は払わなくていいだろう。
- 会社の経費で前から欲しかった高級車を買おう。
- 利益が増えてきたから社員の給与は上げないけど役員報酬は引き上げよう。
- 会社のお金で家族旅行に行こう。
雇用される側(社員側)の立場での曖昧さは下記のような点です。
- 午前中は予定が無いからちょっと遅刻しても大丈夫だろう。
- 仕事定時で終われるけどちょっと仕事伸ばして残業代を受け取ろう。
- 業務が残ってるけど今日は予定あるから次回にまわそう。
こういった風に雇用する側もされる側も曖昧さやずさんさが出てくると会社が緩やかに衰退していくと考えています。
私も自分に甘い人間なので対策をたてないと将来、自分の利益を優先するかも知れません。
そうならない為にはどうするべきか?
常に緊張感を持って仕事をしていく為にはどうするべきか?
僕が辿り着いた答えはお互いに依存しない体制を作る事です。
会社は社員が「一生この会社で働きたい。会社に捨てられたくない。」と思える環境を作るべきだと考えています。
同時に社員が会社に依存しないで済む体制を作るべきだとも考えています。
社員から見た時、「この会社は選択肢の一つ。この会社が自分にそぐわない環境になったら別の働き場所を探そう」
そう思える体制を作る事が大事です。
そうすれば雇用する側は「常に自戒の念を持とう。私利私欲に走ったら社員が居なくなって会社が衰退する。」と認識しますし、
雇用される側は「この会社より待遇の良い会社を見つけるのは難しい。だから自分が会社に信用される人にならなければ。」
と考えるようになると思います。
会社は社員を査定しながら、社員にも査定されてる状態であるべきです。
そうすればお互いに緊張感をもって仕事に向き合えると思っています。
その環境を作るためにどのような対策をしているか?
会社が社員に選ばれる為にしてる事は前にもブログで書きましたが高収入・高待遇・良好な人間関係・やりがい・将来性を与えらえる環境を作る事です。
また、社員が会社に依存しないようにする為に、資格取得のサポート、勉強会、経営ノウハウ、人間関係の構築の仕方を伝えています。
そうしてお互いに緊張感を持って仕事できると良いなって考えています。
また、ここから先は弊社社員に対しての言葉になります。
私はちゅらぐくるが潰れないように。大きく成長できるように。と常に考えて行動していますが、世の中に絶対はありません。
将来、潰れるかも知れないし、私が死んでしまって、後任の人間がめちゃくちゃな人間である可能性もあります。
私がお金に狂って社員の事を考えない人間になる可能性もあります。(あくまで可能性です。)
世の中の誰もが自分以外の人の人生に責任を持つことは出来ません。
この会社で働き続ける。転職する。起業する。
人生の選択肢が出てきた時には友人や知人、先輩や上司にアドバイスを求める事もあると思います。
そのアドバイスを元に自分の行く道を決めたとしても、最終的にその道を選んだのは自分自身です。
成功しても失敗しても自分の責任であって、自分以外の誰も責任は取れません。
なので、自分の人生を見直す時期が来た時を想定して、常に選択肢を持てるように行動して下さい。
看護師としてスキルアップすれば他の医療関係からもお誘いがあると思います。
人をまとめる力や大人数のシフト組みをできるようになれば責任者としての誘いも出てくるので選択肢が増えます。
損益や労務、税務や収益シミュレーションの組み立てもできるようになれば起業するという選択肢も出てきます。
社員のみんなが自分の人生に適度な緊張感を持って、楽しい毎日を過ごしてくれる事が私の望みです。